せいしんのタマシイ

俺の頭の中

セーブデータは消えるもの

皆さん、「ドラゴンクエスト」って知ってますか?

 

タイトルとこの書き出しでトラウマを刺激されそうになったり、嫌な予感がした人は結構気をつけた方が…いいかも…

俺が昔やってたのは父ちゃんが買ってきたこれ、『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』。

このソフト、ドラクエⅠ〜Ⅲのロト三部作ファミコン版、スーファミ版がこれ一本で遊べるという超優れもの。

ファミコン版Ⅰ、Ⅱはセーブではなく「ふっかつのじゅもん」方式なので普通に遊んでて、ファミコン版Ⅲ以降は三つあるセーブデータの枠のうち2つを俺用と父ちゃん用で使い分けてました。

またこのソフトには「ふっかつのじゅもん」と「ぼうけんのしょ」の、元々のソフトにあったセーブ機能だけでなく、それぞれのタイトルごとに、「中断セーブ」なるものがありまして、本来王様に会いに行かないとセーブできなかったのが、「中断セーブ」でいつでもどこでもセーブできるようになったんです。

父ちゃんは、王様に会ってセーブの流れに慣れてたみたいなんでこの機能はあまり使わなかったんですが、『ポケモン』の「レポート」で「セーブ」を覚えた俺は「中断セーブ」の方をよく使ってました。(中断セーブによるセーブ枠はタイトルにつき一つだけなんですが父ちゃんが使わないので俺が独占してたわけです)

でも、上に書いた通り俺は「ぼうけんのしょ」の方も使ってたんですよ。理由をちゃんと話すと意外と長くなるのとクソしょうもないのでここでは省きますが(後でそれのブログも書くかも)、Ⅲのちょっといったところ(カンダタあたり)からは「ぼうけんのしょ」ばっかり使ってました。

 

さあ、舞台設定の説明は済んだでしょう…(わかりにくいところがあったらどうぞ我慢してください)

これからが地獄だぞ

それは俺が「ぼうけんのしょ」ばっかり使うようになって結構経ってから(ピラミッドあたりまでいってたかな)、いつも通りゲームを始めたんですよ…いつも通り…あれ?なんか変だな…なんだっけここ…

うわああああああああああああああああカンダタだあああああああああああああ

やりました。ええ。やらかしました。「ぼうけんのしょ」でセーブしたんだから「ぼうけんのしょ」で始めないといけないところを「中断セーブ」で始めてしまったんですね。

進捗度70%ぐらいのところから20%ぐらいのところに一気に戻されたんですよ。

まあここまではね、また中断すればいいだけの話。そこまで大きなことではない。

でもね、俺は馬鹿だったんですね。

そのまま王様のところに行って「ぼうけんのしょ」でセーブしたんですね。

もうね、ほんと馬鹿ですよ。

そうなったらね。もう不可逆ですよ。

よくアニメとかで「周りに振り回されてどんどん不幸になっていく」みたいなのあるじゃないですか。でもね、一番の不幸はね、自分が連れてくるんですよ。

この話を教訓とするなら

・ミスは起こるもの、その後の対処が大事

・どんな時でも落ち着いて行動

ってところですかね。

 

まあね、そのおかげでドラクエⅢのエンディングの曲を聴いただけで泣ける体になったのかもしれないですしね。

みんな、強く生きよう