せいしんのタマシイ

俺の頭の中

ゴジラアカデミー賞受賞を一番話したい人がいる話

※全部自分語りです

まずはゴジラ-1.0のアカデミー賞視覚効果賞受賞、本当におめでとうございます。

本当に。

日本の怪獣に小さい頃から触れていた私にとって、まさに念願叶った瞬間でした。

………というのは微妙に嘘で、実は私が初めて触れた怪獣映画は日本産ではないのです。

というのも、私が生まれたのは2004年、ゴジラFINALWARSの公開年。正確には私の方が4ヶ月ほど先輩なんですけどね。ゴジラFWは俺に逆らうなよ。敬語使えよ。

そして2004年生まれということは、テレビを観るようになるのは3、4歳から、つまり2007年とか2008年からになります。それぐらいにテレビを観るようになると、マジで怪獣に触れる機会がないんですよね。ウルトラマンもないし。確かに、大怪獣バトルは放送されてましたが、あれはそもそもウルトラマンに触れたことない自分にとってハードルが高かったんですよね。ゴモラエレキングも知らなかったので。

そんな私に訪れたとあるきっかけ、それがパシフィック・リムでした。

バトルシップとかを一人で観に行ったりしていた父親が、「これねー、すごい面白いやつ」とか言ってTSUTAYAで借りてきたDVDを観せてきました。これが私が触れた初めての怪獣だったんですよね。(ちなみに父親が小学生の私に観せてきたものシリーズには、他にエヴァまどマギなどがあります。そんなもん小学生に見せるな)

その時点では私は「怪獣オタク」というより、「パシフィック・リムのファン」でした。それがシン・ゴジラで大きく変わることになります。

今度はTSUTAYAで借りてきたDVDではなく、Blu-rayを買って見せてきました。そこで怪獣が出てくる映画の両極端を知ったんですよね。パシリムとシンゴジ。「怪獣映画」にもいろいろあることを知った私は、他の怪獣映画も観てみたいと思うようになりました。そこからゴジラ映画を一気見し、今ではゴジラ-1.0を観た大学の先輩に全部のゴジラ映画をおすすめする長文怪文書を送りつけるようなオタクに育ちました。

しかし父親は今は私の前からは姿を消しており、今は会うことが出来ません。結局父親とはシンウルトラマンの話もシン仮面ライダーの話も、当然ゴジラマイナスワンの話も出来ていません。私に文字通りのオタク遺伝子を残した父親のことですから、この辺は当然観ているでしょう。

ゴジラが終わった年に生まれた息子がゴジラ映画のアカデミー賞受賞に大感動していると知ったらどう思うのでしょうか。

私がお酒を飲めるようになるまであと約半年、久しぶりに連絡、とってみてもいいかもしれませんね。