せいしんのタマシイ

俺の頭の中

神様「おまえをアイカツ!の世界に転生させてやろう」俺「えぇ!?」

神様「おまえ最近リア友に垢バレしたりいろいろ大変だったからさあ。良い思いさせてあげてもいいよ」

 

俺「まじすか。じゃあ俺、11話にでてきた霧矢あおいが恋した相手になりたいです」

 

 

神様「………それでいいのか………?」

 

俺「えっ?」

 

神様「おまえは本当にそれでいいのか?」

 

俺「いやだって、俺は霧矢あおいが好きだし、あおいさんにこいなんてされたらそんなに幸せなことは………」

 

神様「なるほど、ではその恋は叶っているのか?」

 

俺「!」

 

神様「そう、その恋は叶わなかった。しかしだからこそ今おまえが惚れている霧矢あおいがいるのではないか?」

 

俺「ぐぅぅ………」

 

俺(それならなんだ……?人として霧矢あおいに出会うと確実に恋をして他ならないあおいさんのその後に影響が出る。そんなあおいさんを俺は好きでいられるのか?………じゃあ物ならどうだ?物なら恋愛フラグは立たない。となるとあおいさんの私物で………布団か………?布団は限りなく正解に近いぞ。毎晩あおいさんに触れることができる。やはりここは霧矢あおいの布団に………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺(いや、待て。布団なんて「ある」だけじゃないか。ただ存在するだけで人を暖めることができる布団に、ただ存在するだけで求められるようなものに、俺はなっていいのか?霧矢あおいはアイカツで疲れているというのに、俺はただベッドに寝っ転がってるだけ、そんなの、俺自身が耐えられるのか?そうじゃないだろ。やはり物自体にも仕事が必要だ。なにかこう、機能があって、霧矢あおいの目線がもらえて、あわよくば触ってもらえるような、そんな都合のいい物は………)

 

 

俺「決めました。俺………

 

 

輝く瞳、スターへの挑戦。『アイカツ!35話「涙の星」』感想

まず私がこの『アイカツ!』というアニメを一気見するに至った経緯からですが、正直あんまり覚えていません。ですがおすすめしてきた人はわかります。その人は以前にも私に『マッドマックス怒りのデス・ロード』、『天元突破グレンラガン』、『キルラキル』、『HiGH&LOW』シリーズをおすすめしていただき、私の人生の方向性を完全に決めていただきました。そして今回『アイカツ!』を通っている真っ最中、また新たな「血液」が全身を駆け巡っております。まずその方に感謝を。ありがとう、「シーチキン男」。

 

 

 

 

この中でまだ観てない作品が一つでもあるのなら、あなたはまだこの世界に存在していません。誕生しましょう

 

話はアイカツ!に戻ります

とは言っても、私はアイカツ!に関して、完全に初見ではありませんでした

当時2013年、小学生の私は、妹が観ている隣でぼんやりとこの作品を観ていた記憶が確かにあります。しかし内容はまともに覚えておらず、服がカードになっていることと「霧矢あおい」がいたことくらいしか覚えていませんでした。

今考えると恐ろしいですが、私は小学生にして霧矢あおいに出会っていたのです。あんなにも「恋」の擬人化のような人間に10年も生きていない時に出会ってしまったら……唯一覚えているキャラだったのも納得ですね

そうやって観ていたアイカツ!も35話、アイカツ!はとてつもなく長く続いたアニメなので、全話観ようと思ったら日常にアイカツ!を取り入れるしかありません。そうしないとキリが無いからです。そうまでして観ていたアニメを35話で止めていいのか。時間がもったいないのではないか。そう思う人は今すぐアイカツ!を観てください。35話で絶対止まります。

そもそもこの35話は33話「チャンス&トライ」から続く「神崎美月オーディション三部作」の最終話になります(神崎美月~三部作は私が勝手に命名しました)

33話冒頭にて、主人公、星宮いちご含めみんなの憧れ、神崎美月が3人組の新ユニットを組むことを発表し、さらにそのユニットに入る他メンバーを主人公たちの通うスターライト学園の生徒から選ぶことを発表したのです。

これは穏やかじゃありません

 

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スターライト学園の生徒たちは特訓に励みます。普段吸血鬼キャラで通しており、日光が天敵で、普段は外で走らないようにしていた藤堂ユリカ様も日傘を差して走っています。

さらにはその様子を普段全日制地下アイドルとして活躍している三ノ輪ひかりまで観に来て、今回のオーディションがただ者ではない雰囲気がビシビシ伝わってきます

そしてオーディションが始まります。しかしこのオーディションのシーン、かなりおもしろでしたね。「こんなものなの?!」、頭から離れません。しかしオーディションはシビアな物で、自分のキャラを貫こうとしたユリカ様がここで脱落してしまいます。ぱっと見の絵面としてはおもしろおふざけ運動会でちゃんとメインキャラから脱落者が出たり、そこに理由がつけられるのも考えられすぎていて思わずこちらも姿勢を正しました。

そして今回のオーディションで残ったのは以前美月さんとチームでオーディションを受けたことがある三人組と主人公の仲良し三人組(いちごちゃん、あおいさん、蘭さん)………

 

と思ったら、なんと空から新たなキャラが登場します。彼女の名前は一ノ瀬かえで、アメリカで活躍するアイドル。なんとオーディションの大運動会を、それも大規模になったアメリカンバージョンを自分で勝手にやってそれを突破したイカレ女

しかし実力は本物で、ファイナルオーディションでは一人だけ、神崎美月の新ユニット、「トライスター」の新メンバーに選ばれます。

そして残りの一人を決めるため、主人公三人組だけで、「今度こそファイナルオーディション」をすることになりました。

そしてその「今度こそファイナルオーディション」が35話になります。

 

 

三人は特別に用意された部屋で、それぞれ別々に泊まります。

連絡手段も没収され、完全に一人の状態。

そして一人ずつ呼び出され、行われるのは………

なんと面接です

そして自分たちが「トライスター」に入ってどのように活躍できるかを聞かれ、いちごは他のメンバーの特徴を見て、自分は「太陽」のようにいつでも輝き続けるとアピールし(これもちゃんと美月さんに事前にもらっていたアドバイスの引用というのが「おっ」と思わせました)、あおいは自分のアイドル知識をすべて捧げて「トライスター」を輝かせるとアピールし、蘭は幼い頃から芸能界で生きてきたことから、誰とステージに上がったとしても自分は自分として輝く、と宣言しました。

面接が終わり、ステージでのオーディションまでの合間に、いちごたちは特大ホットケーキを自分たちで作って食べます。「トライスター」に選ばれたら、忙しいどころではないほどの仕事に追われ、三人で集まるどころではなくなってしまう。この時間が終わったらしばらく会えなくなる三人の、最後の時間はおやつタイムでした。コラボカフェとかでこのクソデカホットケーキ出されたら泣いちゃう……

さっきまで楽しそうに食べていた三人が呼び出しの放送で自分を見つめ、覚悟を決めた表情になるのが本当につらくて………小学生の頃、友達と公園で遊んでいた時の「5時」のような、さっきまでのハイテンションが嘘だったかのようにしぼみ、今はただやらなきゃいけないことがある。あの感覚を思い出しました

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オーディションの結果、選ばれたのは

 

紫吹蘭でした

 

オーディション直後の記者会見に向かう車に乗る直前、蘭は二人の名前を呼びます。そのときの表情が必死そのもので……

ここからのシーン、すべてが美しい。普段強気な蘭ががらにもなく、ホットケーキが美味しかったと告げる。アイドル博士のあおいが「らしくない」と突っ込む。蘭が親友との別れは二度目だからしょうがないと言い訳をする(確か蘭の強気キャラってこの別れが原因の一つだったよね)。涙をこらえて、蘭を送り出す二人……

 

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やっべえ

 

 

 

 

 

 

 

 

私は最初、トライスターにはてっきりいちごが選ばれるものと思っていて、「新章開幕かぁ」などとのんきに構えていました(33話冒頭の夢といい)。しかし実際には選ばれたのは蘭。全くもって妥当な結果です。トップアイドルの隣に立つのは芸能歴が一番長く、美月さんも言っていたとおり自分一人の輝きを持つ蘭が一番ふさわしい。

主人公だからといって千載一遇のチャンスを手に入れることができるとは限らない。おそらくそういう所に、アイドルになること、芸能界で生きていくことの厳しさがあるのでしょう。初登場時はツンツンしていて、あおいと仲良くアイドル活動をしていたいちごに対して厳しい態度を示していた蘭が、他ならない「結果」で、また同じことをいちごに教える。どこまでも「強い」人です。紫吹蘭。

しかし改めて言いたい。ホットケーキを食べていたときに放送が流れる瞬間。あんなに切ないシーンがあるでしょうか。憧れの美月さんと同じユニットを組める最後のオーディション、いちごちゃんのおかげで緊張がほぐれていたときでもあの空気の変わりよう。選ばれるのは一人だけ、一人は確実に選ばれてしまう。そんな残酷な夢を叶える覚悟の表情。 

つらい。でもうれしい

「一日一ブログ」をやってみました

夏休みの間ずっと続けていた「一日一ブログ」

今日で夏休みが終わるため、この企画もこれでおわりです

ここからが感想になります

この夏休みの間ずっとブログを書いていたので、「文章を書く」ことに慣れてきたかなというのが一番の感想です

「一日に必ず一つ記事を上げなければいけない」としていたので、なかにはしょうもない記事もありましたが、なんとかやりきることができて、達成感もあります

実はこの「一日一ブログ」をやってみたのには理由があって、あるところで、「ブログを始めても一年でやめる場合が多い」と言われているのを見て、「じゃあ逆に一年続ければブログをやめる確率も大きく下がるのでは?」と思ってですね

何が何でも書き続けてやろうということで、今回の企画をやってみました

一周年まであと二か月ちょっと

駆け抜けますよ

人とのラインがわからなくなるときがある

私には今何人かのお友達がいまして

インターネットのほうでも仲良くしていただいてる方が何人かいまして

そうやっていろんな人と仲良くしてる中で越えちゃだめなラインがわからなくなる時があるんですよ

「これはさすがにやっちゃだめかな」とか「これ言ったら終わりだな」みたいなのが時々わからくなるっていうかね

それをミスって話さなくなった人だって数知れないので

大学って顔合わせないようにしようと思ったら全く合わせないことだってできるしインターネットでの付き合いなんて相手を見ないようにしようと思ったら簡単にできます

この綱渡りが失敗しないことを願って

「科捜研の女」を特撮として楽しんでる

皆さん「科捜研の女」ってドラマご存じですか?

第6話

簡単に言うと殺人が起きてその犯人を捜すっていう、ミステリーものなんですけど、そこに科学捜査の要素が加わっているのが、ほかのミステリーものとは違う点になります

そのため、やってることがSFチックになることがよくあり、特撮に浸かりまくってる私のような人間がみると「ウルトラマンでみた!こういうの、ウルトラマンとかでみた!」となったりします

 

さらに音楽を担当しているのが川井憲次氏なので、「『ビルド』じゃん……」ってなりながら観てます

 

 

科捜研のテーマ Season 16

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さらに、出演してる俳優の方も、まず主人公からしビオランテですが(ビオランテではない)(沢口靖子さんのことね)、科捜研の研究員(レギュラーの登場人物)のほとんどが、特撮作品出演経験者なので、「あの人だ……」と思いながら観てます。しかもゲストの登場人物もちょくちょく特撮オタクが反応する方が出演されているので、それをみるだけで面白い所もあります(人を殺してうろたえる秋山蓮(秋山蓮ではない)が見られるのはここだけ!)

 

 

 

しかもとっときの要素として、まあこれはミステリーのよくある話の流れとしてあるあるなんですが、一度「この人が犯人だ!」があって、「この人は犯人じゃなさそう」になって、「この人が真犯人だ!」で終わるっていうのがこの作品でよくある流れです

それが、「これがこの作品で戦う敵だ!」からの「勝てない……」からの「逆転勝利だ!」の、ヒーローものでよくある流れに似てるなって思うんです

ミステリーものだろうがヒーローものだろうが作品の起承転結のために似た流れになるのはそりゃ当たり前だと思うんですが、もう頭が特撮になっているので、どんなものでもこじつける変なオタクになってるんですよ私は

また時々、特別な鑑定道具が使われる回で、その道具が使われる流れになんとなくニチアサっぽさというか、「この鑑定道具、さてはバンダイ製か?」ってなる感じがあるんですよね

やっぱり特撮作品だよ。このドラマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田﨑竜太監督が計34本も担当してるんですか!?

どうりでねぇ!

 

 

 

 

出会ってしまった

え~皆さん「HiGH&LOWシリーズ」をご存じでしょうか

EXILE HIROが映画をメインに多様なメディア展開をする一大プロジェクト「HiGH&LOW」

このたび私はこのシリーズにドハマりしまして

元々Xのフォロワーの方におすすめされたのが始まりなんですよね

このシリーズ、配信してるサブスクが限られてるらしくて、映画だけならネトフリで観れるとのことだったので、映画数本だけならと軽い気持ちで観ることにしました

観てみた率直な感想として、全部かっこいい

画面に映る全部が死ぬほどかっこいい

人も物も

こだわりまくってるのがわかりすぎる

映るものだけじゃないんですね

曲もかっこいい

全部ノリノリになる曲

こんなかっこいいの浴びて大丈夫なのかってぐらい「かっこいい映像作品」として完成されまくってる

それだけじゃないです

もちろんおもしろい

SWORDの5つのグループがまず個性豊かで設定の強さがまずここで出てる

その上でそのグループ同士だったり外のグループも入ったりしての駆け引きのストーリーがドラマとしての完成度という点で強すぎる

アクションもね

すごい

まず人数が多い

やっぱり人数が多いと見応えがあって面白いよねを地でいく

それぞれのグループのファイトスタイルがわかりやすく分かれてるのもいい

 

まああれですよね

ほんとにこの先ずっとこのシリーズにつきあっていくんだろうなっていうのがもうわかる

生涯かけて膨大な数の映画、ドラマ、漫画、その他を追い続けることになるんだろうなっていう

逆に全部観たときが俺のしぬときかもしれない

自分の世代は自分で生きるしかない

え~当たり前のことを言います

あまりに当たり前過ぎて面白くないかもしれません

でも言います

人は、年をとる生き物です

当たり前ですね

それでもう一つ当たり前のこと

今、年が下の人は、年上の人の年齢になることはできません

どれだけ自分が年をとっても、今年上の人と同じ世代になることはできません

自分が小学生の時に見ていた高校生、10代の時に見た20代

高校生になるには高校入試で受かればいいわけですが、果たしてそれは本当に自分が小学生の時に見ていた「高校生」なのか

ちょっと違う気がしますよね

その年によって何があるか何がないかって違うじゃないですか

まず私が高校生になった年にはコロナがありました

高校に入って最初の二ヶ月ぐらいはほとんど学校に行くことすらありませんでした

対して、高校生の時にはLINEがなかった世代もあると聞きます

LINEなしでの高校生活は、私には想像できません

自分が20代になるには単純に年をとればいいだけです

今10代の私が20歳になるとき、今20代の人たちは30代になっていきます

自分が20代になったからと言って今20代の人たちに追いつけるわけではないのです

当たり前ですがキリが無いですよね

どこまで行っても追いつくことがなく、自分は自分の世代を生きるしかないんですよね

こればっかりはどうしようもないですからね

それだけです